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オーナー様邸

注文住宅 | 2023.07.20

【注文住宅の外観デザイン7選】おしゃれな外観にするためのポイントを紹介

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新築するなら外観デザインにもこだわりたいものです。しかし、どのようなデザインにすべきかお困りの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、外観デザインを決める時のポイントや、平屋・二階建て・三階建てのおしゃれな外観デザインの実例を紹介します。

1.新築の外観デザインを決めるときのポイント

デザイン

新築の外観デザインを決める際には、配色バランスや屋根の形状から考えると、失敗しにくくなります。どのようなポイントがあるか、ご紹介します。

① 建物全体の配色

建物全体の配色はベースカラー・メインカラー・アクセントカラーのバランスが大切です。これらの色のバランスが70:25:5の比率が黄金比といわれています。ベースカラーは家の大部分を占める色、メインカラーは配色の主役として家の印象を決める色、アクセントカラーはメインカラーを引き立てるための色です。

ただし、ベースカラーは彩度が高いと、周囲の人が不快に感じることもあります。そのため、街並みとのバランスを意識して、決めるのがおすすめです。

また、建物の色は日当たりや天候によって印象が変わります。そのため、色決めの際には室内で選ぶのではなく、外装材のサンプルを取り寄せ、直射日光に当ててみる、日陰での印象を確認する、水に濡らしてみるなどしておくと、失敗しにくくなるでしょう。

② 屋根の形状

屋根は一般的に、切妻屋根・片流れ屋根・寄棟屋根の3つが一般的によく使われます。切妻は屋根を2つの勾配に分かれた屋根で、形がシンプルでコストを抑えやすい屋根です。

切妻屋根の形状

石神井ホームギャラリー

片流れ屋根とは、1つの方向に屋根の勾配がある屋根で、スタイリッシュな印象を与えられます。寄棟屋根は最上部の屋根の棟から4方向の勾配がある屋根です。

また、それ以外の形状としては切妻屋根に段差をつけた招き屋根や、屋上を平らにした陸屋根も人気です。

屋根の形状だけではなく、勾配や軒の出によっても印象が変わります。そのため、それぞれの要素を複合的に考えることが大切です。

また、2025年4月から東京都では太陽光発電設備の設置が義務化されるため、屋根の形状にも影響を与えます。太陽光発電の発電効率は日当たりによって変わり、屋根の向きや勾配の影響を大きく受けるためです。屋根の選択肢が制限される可能性もあるでしょう。

設備や機能面、そしてロフト設置など間取りの要望と、デザインのバランスを取ることも屋根の形状を決める上で重要なポイントです。

③ 窓のデザイン・配置

窓のデザインや配置は、外観デザインに与える印象が大きい部分です。まずは窓の大きさやサイズを検討しましょう。窓の位置や大きさを揃えると、統一感が生まれます。

反対に高さや大きさがバラバラだと、窓の位置が雑然としてしまい、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいかねません。

特に重要なのが、建物の正面や、道路に面した面、玄関がある面などのファサードです。ファサードは特に窓の位置やサイズを意識して選ぶと、よりかっこいい外観に仕上がるでしょう。

④ 外構・植栽

外構やエクステリアも外観の印象を左右する場所です。外構は住み始めてから手を入れることも可能で、予算もかかるため、後回しになってしまう傾向にあります。

外構は別で発注すると、統一感がなくなる可能性もあるため注意が必要です。統一感のある見た目にしたいのであれば、建物と一緒に外構の計画を立てるとよいでしょう。

2.モダンな雰囲気がおしゃれな平屋の外観デザイン

外観デザインはさまざまな要素で構成されます。いくつか具体的な例をみることで、外観をどうすべきかイメージしやすくなるでしょう。ここでは、平屋の外観デザインを紹介します。

① 大胆な片流れ屋根が目を引くモダンな平屋

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こちらは片流れ屋根を採用し、大胆なデザインを採用した住宅です。

玄関前は石を貼った袖壁や木製サッシを採用し、シンプルな見た目の中に適度なアクセントを加えています。全体のデザインはシンプルながら、単調さはなくそれでいてすっきりとしたデザインが特徴です。

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② 角度によって表情が変わるシンプルモダンな平屋

オーナー様邸
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こちらの家は角度によって表情が変わるシンプルモダンの住宅です。

玄関から見た際には、白を基調としたシンプルな仕上がりで、陸屋根のような水平を取り入れたデザインになっています。しかし、反対側から見ると、招き屋根であることが見えるようになっており、立体的な構造になっています。

③ 青い海・青い空に映えるリゾート感たっぷりの平屋

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この住宅は青い海・青い空という周辺環境を生かし、リゾート感あふれるデザインの平屋です。外壁の大部分で白を基調とし、南国のような植栽を採用しました。

また、屋根の勾配を低めにすることで、より南国らしさを演出しています。

3.立体感を出し他と一線を画す2階建ての外観デザイン

オーソドックスな2階建ての住宅は、一般的な形だからこそ周りと同じようなデザインになってしまうことが多いです。

しかし、実は平屋と比較するとより立体的な表現が可能で、デザインの幅が広くなります。オリジナリティ溢れる2階建ての外観デザインを紹介します。

① 緑との調和が美しく洗練された邸宅

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外壁に石を採用し、緑と調和を意識したデザインの住宅です。外構には多くの植栽を取り入れ、ベージュの石がその魅力を最大限引き出しています。2階ベランダにはデザイン性の高い鉄柵を採用し、大きなアクセントになっています。

② 青空へと続く伸びやかな屋根が印象的な開放感のある邸宅

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片流れ屋根を採用し、青空まで伸びるような屋根が印象的な住宅です。縦1列に配置した小窓はあかりを取り入れつつ、スタイリッシュな印象を与えています。

また、中庭やインナーバルコニーを採用し、プライシーを確保しつつ、開放的で広々とした印象を与えられることが特徴です。

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③ 曲線と直線が織り成す優雅で実用的な邸宅

曲線のラウンドウォールを採用し、優雅な印象を与えられる住宅です。ラウンドウォールの内側の空間には黒の大理石を敷き詰め、朝は優しい光が差し込む落ち着く空間に、夜は照明でグッと大人の雰囲気を演出できます。

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4.都心の狭小地でも存在感を放つ3階建ての外観デザイン

都心の場合、広い土地を確保するのが難しいケースも多く、3階建も採用されています。ここでは、 3階建ての外観デザインを紹介します。

① ビルトインガレージを有するヨーロピアンスタイルの3階建て

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こちらはビルドインガレージを採用し、ヨーロッパのカフェのような壮観なデザインの住宅です。

1階部分はネイビー、2階からはホワイトのツートンカラーを採用、左右対称のシンメトリーなデザインにすることで、インパクトのあるデザインに仕上げています。

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② 水平・垂直ラインが美しい3階建て

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こちらの住宅は水平と垂直のラインを大胆に採用した3階建住宅です。こちらの住宅は建ぺい率や容積率の問題で3階建を建てるのが困難でした。しかし、ビルドインガレージを採用し、容積緩和を活用することで、3階建を実現しています。

複雑な形状ですが、水平と垂直で統一することで、外観ラインを美しく見せることに成功しています。

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5.外観デザインを決めるときの注意点

外観デザイン

外観デザインを決める際には、いくつか注意すべき点があります。特に注意すべきなのは、外観デザインのおしゃれさだけではなく、防犯性や耐候性の高さ、メンテナンスのしやすさなどです。

例えば、窓を大きくして日の光が入る家は、外から家の中を確認しやすくなり、防犯性の面ではデメリットとなります。大きい窓を採用する場合には外から家の様子が見えないよう、カーテンや外構のデザインを含めて考えることが大切です。

また、屋根の形状によっては定期的なメンテナンスが必要となり、維持費がかかってしまうこともあるでしょう。メンテナンスを怠ると、雨漏りにつながり、余分な修繕費がかかる可能性もあります。

6.完全自由設計でこだわりの家づくりを実現させよう

駒沢ステージ1ホームギャラリー

駒沢ステージ1ホームギャラリー

外観デザインは家の印象を左右する重要な部分です。そのため、こだわりたいと思う人も多いでしょう。

三菱地所ホームは完全自由設計で、家族の暮らしとマッチさせつつ、希望の外観デザインを実現させることができます。

外観にこだわりたい方は、豊富な実例のご紹介もできますので、ぜひお近くのホームギャラリーに足をお運びください。

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