三菱地所ホーム

WEB BOOK 「自由自邸Story」

三菱地所ホームでこだわりの邸宅を建てられたオーナー様に聞く、
自分らしさを自在に取り入れた家づくりとは?
フルオーダーの住まいをお考えの方にぜひお読みいただきたい、ヒントが満載のスペシャルコンテンツです。

自由自邸 Story03

夫婦二人の時間をこだわりの「平屋」で豊かに。
自宅も別荘も全館空調で好きな暮らしを快適に満喫

自宅と別荘、自由設計で建てた2つの拠点を行き来しながら、趣味や暮らしをゆったり楽しむ。そんな理想的なライフスタイルを満喫しているSさん夫妻。
お子さんたちが独立した後、夫婦二人の生活に合わせて、三菱地所ホームで平屋風の自宅を新築。設計の自由度や全館空調「エアロテック」の心地よさを実感し、海辺の別荘もオーダーしました。これからの時間を豊かにするために自分らしい空間を手に入れたお二人が語る、こだわりの家づくりとは…?

青空と海、そして緑。楽園のようなロケーションに浸れる平屋建ての別荘。
地区計画の規制内で、屋根や窓のデザインを自分好みに工夫したとのこと。

これからを楽しむために、2つの家をオーダー

以前の住まいがある敷地内に、夫婦二人で暮らす家を建てて住み替えたSさん夫妻。年齢を重ねても暮らしやすく、好きなことを楽しめる家を一から構想し、パートナーとして選んだのが三菱地所ホームでした。

「近隣のモデルハウスを何度か見に行くなかで、モダンで高級感のある建物や全館空調『エアロテック』の快適さなどが気に入りました」とご主人。

平屋をベースに、20畳のリビングや夫婦それぞれの個室、防音仕様の書斎、独立した和室など、思い描いていたプランを伝え、設計者の提案を取り入れながら形にしていきました。

自宅の完成から数年後、海辺の別荘地に土地を購入したご夫妻は、再び三菱地所ホームにオーダーすることに。

「自宅の住み心地がとてもよかったのと、私たちの希望を叶えてくれるという信頼感があったので、別荘を建てると決めてすぐに営業担当の方に電話をしました」と笑顔で話す奥さま。

お二人のこだわりを詰め込んで、自宅と別荘、2つの個性豊かな家が生まれました。

ご夫妻の美意識が息づく、平屋風の端正な自宅。

別荘には、愛車のほか釣り道具などを収納できるビルトインガレージも。

洗練されたタイル使いが印象的な自宅の玄関ホール。

別荘の玄関ホールは、リゾートらしく明るい雰囲気に。

念願のオーディオの復活とともに、新たな趣味も

片流れ屋根と木製サッシの窓が印象的な平屋風の邸宅。
天井が高く広々としたリビングやご夫妻の個室など、生活空間はすべて1階で完結するように設計され、2階にはご主人が趣味を楽しむ秘密基地が設けられています。

この家でご主人が実現したかったのは、保管したままになっていた思い入れのあるスピーカーを復活させること。

「50年ほど前に購入した米国のアルテックのスピーカーで、オーディオの名機といわれています。この音をもう一度聴きたくて、防音仕様の書斎をオーダーしました」

気兼ねなく音が出せるようになったことで、ピアノも弾き始めたというご主人。今は電子ピアノだけですが、以前の住まいに置いてあるアップライトピアノの搬入も検討しているとのこと。

書斎にはオーディオや楽器とともに、長年かけて集めたカメラのコレクションも飾られ、好きなものに囲まれてくつろぐ、居心地のいい空間になっています。

勾配天井のチーク材や木製サッシの色を基調にコーディネートしたリビング。
窓から見えるウッドデッキの端には地植えできるスペースもあり、シャインマスカットを育てているとのこと。

ダイニングの椅子は、家族の思い出が詰まった北欧家具の名作「Yチェア」。
この家に合わせて座面を黒に張り替えたとのこと。

オーディオの名機の響きを心ゆくまで堪能できる防音仕様の書斎。

落ち着いた個室。トルコ旅行で購入した奥さまのお気に入りのラグに合わせて、床は味わいのあるサイザル麻に。

ゲストルームとしても使用している和室。桐の突板を市松模様に編み込んだ天井など、素材の質感が際立ちます。

動線を短くする工夫で、日々の家事もスムーズに

玄関の廊下からリビング、ダイニングへと続く共用空間の床材には、あたたかみのある風合いが特徴のライムストーンを選択。
白壁は珪藻土を漆喰風に仕上げ、木製サッシとのコントラストも美しい、上質感のある空間を演出しています。

これからの暮らしを考えたとき、特に重視したのが水回りなどの使いやすさ。

白を基調にしたシステムキッチンは、短い動線で作業ができるように配置や収納をカスタマイズ。設計者の提案で天窓を設けたことで、「日中はとても明るくて、照明をつける必要がないほど」と奥さま。

パウダールームを兼ねたランドリールームも、家事の手間を減らすのに役立っているとのこと。

「天井に物干しを付けたので、洗濯機から衣類を取り出してすぐに掛けられます。洗面台の横の化粧台では、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたり。一ヶ所で作業が済みますし、動線もスムーズで満足しています」

空間構成の美しさが目を引くリビング・ダイニング。
「床材のライムストーンは自然な風合いがあり、
手入れもしやすいので気に入っています」と奥さま。

シンク前に「立ち上がり」を設けたカウンターなど、細部まで奥さまの要望を反映したキッチン。
天窓からの穏やかな自然光が空間全体を明るく照らします。

作業台としても使える化粧台や物干しなど、
機能性を考慮したパウダールーム兼ランドリールーム。

リビングと和室に面した開放感のあるウッドデッキ。耐久性が高く、強度にも優れたイペ材を使用しています。

一角には錦鯉が悠々と泳ぐ池も。

目の前に広がる海のブルーを、空間に取り入れて

暮らしに楽しみをもたらす、もう一つの拠点が、海沿いのリゾートに建てたガレージ付きの別荘。白い平屋の外観が青い空と緑に映えて、美しいフォルムを描いています。

「自宅と違い、景色や開放感を楽しむための家なので、窓のデザインや配置にもこだわりました」というご主人。つくりたい家のイメージを伝えるために、基本的な間取りはみずから作成したそうです。

天窓から外光がそそぐ明るいリビングには、窓の向こうに広がる海を思わせる、深みのあるブルーのソファを設置。この色を基調に、インテリアコーディネーターと話し合いながら、家具や装飾などの配色を決めていきました。

リビングダイニングとひと続きのオープンキッチンは、非日常な空間を演出するために、家具のようなニュアンスを持つキッチンハウスのグラフテクトをオーダー。頻繁に手入れをしなくても美しく保てるので、滞在期間が短い別荘ライフには最適とのこと。

シンプルな外観が周囲に美しく溶け込み、風景の一部のように感じられます。

ブルーの木製ドアが白壁に映える玄関。

天窓のあるリビング。海の色を写したような深いブルーを基調とした配色が、くつろぎ感を高めます。

木の素材感が心地いいダイニングと家具のようなオープンキッチン。
置き場所に悩みがちな冷蔵庫はニッチ(壁のくぼみ)におさめて、すっきりと。

ニッチに飾られた小物が、遊び心を感じさせます。

いつでも心地のよい家で、広がる楽しみ

月に数日間は別荘に滞在し、釣りなどに出かけているというご主人。屋外に設けたテラスでは、潮風を感じながらブランチやコーヒーを楽しんでいるそうです。

「休日は近くに住んでいる子どもが家族で来て、一緒にバーベキューをしたり、海で泳いだ孫たちがそのままバスルームに直行したり。この家を建てたことで、今までになかった楽しみが広がりました」

自宅と別荘を行き来するお二人の暮らしに欠かせないのが、「エアロテック」。その利点を奥さまは日々実感しているとのこと。

「別荘では常時『エアロテック』をキープ運転しているので、閉め切っていても空気が淀まず、いつ行っても快適です。家中どこでも適温を保てるので、自宅には床暖房を設置したのですが、ほとんど使うことなく過ごしています」

季節の彩りを大切にしている奥さまにとって、切り花の持ちがよいと感じるのも嬉しい発見とか。

「空気がいつも流れているからでしょうか。おかげで一年中、好きな花を飾れるようになりました」

構成・取材・文:Mihiro Ishihara 編集:YOMIKO ADVERTISING INC.

シンクを設置したテラスでは、アウトドア好きのお子さん一家とバーベキューを楽しむことも。

テラスを降りれば、海が目の前に。

化粧台の上部に採光窓を設けた明るい洗面所。

ご主人が滞在中に使う寝室。水平線まで見通せるよう、窓の配置には特にこだわったそう。

大きな格子窓やブルーでコーディネートされた寝具がホテルライクなゲストルーム。