建築実例紹介 | 注文住宅

こだわりと桜が見える家

奈良県
延床面積 : 232.51m²(70.33坪)

ONE ORDER屋上・地下室

GARDEN

約一年にも及ぶ長いプランニング期間を経て、使いやすさや理想とする暮らしを実現するためのアイデアをたくさん盛り込みました。
春になると、窓から満開の桜を眺めながらくつろぎの時間を愉しめます。

外観EXTERIOR

屋根の形状が印象的な住まい

お施主様が住宅雑誌で見かけた三菱地所ホームのホームギャラリーのイメージをモチーフに外観デザインを決めました。
淡い色の塗り壁で仕上げ、自然石を使用した玄関の部分は、外観のアクセントとなっています。
ゆったりとした長いアプローチは幅が広く、横の擁壁を低くしたことで圧迫感がありません。
たっぷりの光を取り込む縦長の窓がお施主様のお気に入りです。

吹き抜けATRIUM

エアロテックを生かした空間づくり

トイレやクローゼット以外にはドアがなく、各部屋は開放的な空間に。
明るい吹き抜けと、一面に貼られた自然石や大理石が美しいエントランスホール。
スリットの窓や格子から漏れる光と、真っ白な空間が清潔感や優雅な印象を与えホテルのようなイメージに。
玄関に立つと見える格子は、目線を遮りながらも人の気配が感じられます。
また、リビングと玄関や階段、ダイニング・キッチンの間は広がりを感じる1つの大きな空間になっています。
特にダイニング・キッチンとリビングの間にあるつなぎの空間は掃き出し窓により日当たりが良く、ゆったりくつろぐことができます。

キッチンKITCHEN

こだわりのダイニング・キッチン

お施主様が東京と大阪のホームギャラリーを全て見学された中、とあるギャラリーのキッチンに一目惚れ。
ダイニング中心だったプランからキッチンにもウエイトを置いたプランに変更しました。
シンクの位置や収納は使いやすいようにオーダーし、一つの家具としてキッチンによく溶け込んでいます。
その他にも窓際の収納、ダイニングテーブルなど、お施主様の希望をすべて叶える造形家具にとても満足していただきました。

リビングLIVING

四季を味わう窓辺

玄関を入って正面に位置するリビング。
大きな窓から外の景色が見える気持ちよいこの空間に、お施主様の好みの家具をコーディネートしました。
春には裏庭の満開の桜が望めます。
1階・2階の居室からも同じ桜が眺めることができ、特に2階では窓の景色が一面桜になり、毎年この季節を楽しみにしています。

地下室BASEMENT

集中力が高まる静かで落ち着きのある仕事空間

お施主様の前邸では、リビングの半分がご主人の仕事場。
奥様が友人を招いてもリビングは狭い上、ご主人が隣で仕事をしているので落ち着かず、友人にも気を遣わせてしまいました。
その経験から仕事場とライフスペースは分けたいと考えました。

建築規制により3階がつくれなかったため、地下に設けたご主人の仕事場は、静かで落ち着いた空間になりました。
裏庭から階段でつながり、通常一段の擁壁を二段にすることで、暗くなりがちな地下部分へもたくさんの光を取り入れています。

階段STAIRS

使いやすさ・暮らしやすさの工夫

住まいの中心にある階段は、設計当初は開放的な階段でしたが、玄関やキッチンからの目線を配慮して現在の階段に変更。
格子状の透かしを入れることで明るく圧迫感を抑え、人の気配も感じることができます。
また、階段の周囲には車いすなど将来の暮らし方を考慮して幅広の導線を確保し、エレベーターの設置場所も設けています。
その他にも、脱衣入れや乾燥機と一体化させたオーダー化粧台のある洗面室など、使いやすさ、暮らしやすさに配慮されたアイデアがたくさん詰まった住まいです。

OWNER'S VOICE

贅沢な空間とインテリアへのこだわり

私は雑誌で当時の千里ホームギャラリーを見て、自分の住みたい理想の住まいを想い描いていました。
以前、主人は商社に勤めていて、長い間シカゴで暮らし、日本に帰国してからは、会社を立ち上げて、本当に忙しい毎日でした。

いよいよ家を建てることになった時に、「私の望む理想の住まいに対して、今までなんら報いることができなかったから、計画段階から私の好きなようにすることが自分の願いだ」と言ってくれた主人の気持ちが何よりうれしかったです。
この家は、そんな主人の優しい想いが詰まった、大切な住まいです。

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