三菱地所ホーム
オーダーグラン
インテリア性と機能美を備えた“自宅に置きたくなる”ホームジム

テクノジム インテリア性と機能美を備えた
“自宅に置きたくなる”ホームジム

フィットネスマシンもひとつの家具であるという発想から、インテリア性を取り込み、瞬く間に世界のトップブランドへと成長したイタリアフィットネスマシンメーカー「テクノジム」。新たなフィットネススタイルを日本に提唱するテクノジムに、そのフィロソフィーを訊いた。

フィットネスがステータスの欧米

食べること、寝ること、仕事をすることなど、日常生活の中にフィットネスが組み込まれている

今の日本において「フィットネス」という言葉は、実はまだ生活の一部に溶け込んでいないように思う。意識の高い人はジムへ通い汗を流していると思うが、それでも自宅にフィットネスマシンを揃えている人は少ないはずだ。実際、ジムでトレーニングをする際、比較的遊技性の高いマシンは誰もが使用するが、ダンベルなど本格的に筋肉を鍛えるスペースにはアスリートが大半。一般の人が少ないというのが現状だ。「欧米と比べ、日本ではフィットネスに対する認識がまだまだ低いですね」と話すのは、テクノジムジャパン株式会社 HOME&HOSPITALITY事業部 事業部長の渡我部一成氏。欧米では、特別なアスリートではなくごく普通に生活をしている人であっても、筋肉を鍛えること、ボディラインを整えること、活動的な体を維持することという意識が強い。よって、食べること、寝ること、仕事をすることなど、日常生活の中にフィットネスが組み込まれているのだ。そうした欧米の健康志向に賛同し、テクノジムジャパンは2008年にコンシューマー向け事業を本格的に始動。さらにホームジムの販売を開始するなど、日本でもフィットネスを身近に感じ、フィットネスに寄り添う日常生活を提案してきた。「ウェルネスライフ」というコンセプトのもと、日本でもフィットネス文化を根付かせ、より質の高い生活を送れることを目指している。

インテリア性と機能美を備えた“自宅に置きたくなる”ホームジム

徐々に浸透しているフィットネス文化

『ファッション性』『カジュアル性』といった色が強くなり、今では多くの方がフィットネスを意識するようになった

フィットネスを普及するにあたり、最近では追い風となる背景がたくさん起こっていると話すのは前出・渡我部氏。「フィットネスのトレンドは、1960年代からアメリカを起点に広まったとされています。しかし、トレーニングでは負荷をかけることを目的にしていますので、鉄の塊の無骨なマシンばかりになってしまいます。アスリートやボディビルダーなど屈強な肉体を目指す方には抵抗がないかもしれませんが、会社勤めなどスポーツを趣味や健康維持で考えている方にとっては、自宅に置きたくなるようなものではありませんでした。しかし、最近では多くのメディアで肉体美を取り扱ったコンテンツが取り上げられています。『ファッション性』『カジュアル性』といった色が強くなり、今では多くの方がフィットネスを意識するようになったと思います」と分析する。たしかに、欧米のみならず日本でも、エクササイズに励むモデルや芸能人が増えていることや、ファッション誌などでもトレーニング特集を取り上げるケースが増えてきている。こうした背景により、日本のフィットネス文化は普及に拍車がかかっているのだろう。まさにアスリート以外の人が抱くフィットネスの垣根を低くしているといえる。

インテリア性と機能美を備えた“自宅に置きたくなる”ホームジム
Kazunari Watakabe│渡我部 一成
Kazunari Watakabe│渡我部 一成

テクノジム ジャパン株式会社 HOME&HOSPITALITY事業部 事業部長。イタリアファッションブランド「フェンディ」をはじめ、高級ジュエリー、化粧品、商業施設等、様々な業種でマーケティング、ブランディングに携わり、2008年、テクノジム ジャパン入社。事業部長として、コンシューマー事業を立ち上げ、翌2009年からは、HOME&HOSPITALITY事業部長として、ホテルやマンション、スパなどの市場開拓にも関わる。また、2010年10月、ポーゲンポールジャパン川島社長と共に、Co-Brandingグループ「Living Wellness in Luxury(通称『LWL』)」を発足。6年以上に渡りイベント・プロモーション等の企画・オーガナイズに携わっている。

Back