三菱地所ホーム
オーダーグラン

モノづくりの国だから生まれたクオリティ

細かな部分でも手を抜きません。長きにわたってお使いいただくために、当たり前のことを丁寧に行っていくのです

クラシックから最新モデルまで、さまざまなデザインが目を引くポーゲンポールのキッチン。しかしその真髄は、「いつまでも使えるキッチン」にある。「ポーゲンポールのキッチンは30年、40年使っても丈夫であることが特徴です。その理由は、扉一枚にしても手を抜かない丁寧な作業にあります。また、キッチンで起こり得る“当たり前のこと”をないがしろにせずに真摯に向き合っているところも強みだといえます。例えば、お湯を沸かしたりするキッチンは湿気が充満しやすい場所。食器棚に使われている木は湿気を吸収しますから、しっかりとコーティングがされていなければ木は傷んでしまいますよね。食器棚の棚板や側面といった目に見える部分はコーティングがされていますが、棚板の留め具が入るダボ穴や他の側板に接している見えない板の面は、木口がむき出しになっていることがよくあります。それではいくら見えるところにコーティングをしていても、見えない部分から湿気が入り棚の傷みは早くなってしまいます。ポーゲンポールはそういった細かな部分でも手を抜きません。長きにわたってお使いいただくために、当たり前のことを丁寧に行っていくのです」。本国ドイツでは、嫁入り道具に“キッチン”を持っていくことがあるという。キッチンが家の中心として考えられることが多いドイツでは、家と同様に永く丈夫に使えることが重要だと考えられているのだ。まさにモノづくり大国・ドイツだからこそのエピソードである。

モノづくり大国・ドイツが生んだ、こだわりのオーダーキッチン

「アイランドキッチン」は、ボーゲンポールが開発

ポーゲンポールではキッチンを『コミュニケーションセンター』又は『ソーシャルセンター』と呼んでいます。これは、キッチンが家族・親族・友達が集う中心の場所として考えているから

江戸時代、いわゆるキッチンは「土間」にあることが多かった。家の中でも隔たれた場所に位置していたのだ。その住宅事情や習慣が、今日に至るまで影響しているといえる。日本人にとってキッチンとは、隔離された空間だったのだ。しかし時は流れ、昨今はキッチンに対する考え方が変わってきている。そのライフスタイルの転換を促したのも、紛れもなくボーゲンポールだと思う。なにせ、今でこそ珍しいことではなくなった「アイランドキッチン」は、実はボーゲンポールが世界で初めて開発し実用化したからだ。「現代の住宅では、キッチンが離れにあることはほとんどなくなり、時代が進むに連れてキッチンがだんだんと家の中心へと置かれるようになりました。それは家事動線といった物理的な意味だけではなく、コミュニケーションの場として重要であるからなのです。ポーゲンポールではキッチンを『コミュニケーションセンター』又は『ソーシャルセンター』と呼んでいます。これは、キッチンが家族・親族・友達が集う中心の場所として考えているから。『アイランドキッチン』もそうした発想からうまれた商品なのです。このキッチンの優れている所は、お母さんがリビングを見渡しながら料理を作れるというところ。お子さまやご主人さまとコミュニケーションを取りやすいキッチンとして、とても重要な型となっているのですよ」。家づくりにおいても、子ども部屋の位置はリビングを通るように設置したり、2階から1階の様子を伺えるようにしたりと、家族と一緒の空間を共有できる工夫がされることが多くなった。日本のキッチンもまた、家の中心としての役割を担う重要なスペースとなってきているのだ。

モノづくり大国・ドイツが生んだ、こだわりのオーダーキッチン
Toji Kawashima│川島東治
Toji Kawashima│川島東治

ポーゲンポール ジャパン株式会社・代表取締役。18年間、日系・外資の証券マンを勤め、うち12年間をパリとロンドンで現地の機関投資家向けに、日本株式を中心に営業活動。その後、映像制作会社の立ち上げ、観葉植物販売企業の再建などに携わる。2008年よりポーゲンポール社がアジア地域初の直営拠点を設立する際の執行責任者、その後の代表取締役として、営業と運営全般を統括。 ポーゲンポールという世界的なブランドを確立した企業であるが、日本市場においてさらなる知名度や売上を達成するためのマーケティング及び、ブランディング手法として「Living Wellness in Luxury」というコンセプトを立ち上げ、その下に集結する世界ブランドの共同展開を推進中。

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